N B N 通 信 26 号

名古屋点訳ネットワーク
http://www.n-braille.net/
E-MAIL: daihyo@n-braille.net
2014年2月発行





―・― 目次 ―・―


   1. 「点字・点訳に関する講演会」のご案内 (講師:加藤俊和先生)

   2.  名古屋盲学校文化祭参加のご報告

     3. 「ぼらチャリvol.2 」に参加 (石川 布巳代)





1.「点字・点訳に関する講演会」のご案内


 前 京都ライトハウス情報ステーション所長・加藤俊和先生をお招きして、「点字・点訳に関する 講演会」を下記の通り開催いたします。


   ○日 時  平成26年(2014年)4月6日(日)10〜15時半
      *9時20分から受付。10時までにご着席ください。


   ○会 場  名古屋市総合社会福祉会館(北区役所)7階 


   ○参加費  1500円(昼食代を含みます。当日徴収)


   ○定 員  40名 (先着順とさせていただきます)


   ○申し込み締め切り  3月末日


   ○参加申し込み方法

     NBNのホームページから、または広報(浅田)宛てメール・電話・Faxでお願いいたします。

     ●NBNホームページ URL:http://www.n-braille.net/

     ●広報・浅田 Eメール:pippilala02*gmail.com (*を@に変えてください)

            電話・Fax : 0562−34−5980

  *お申し込みの際に、下記の@〜Eの内容をご記入ください。

   @ 氏名(所属がある方は所属先)
   A 分類(点訳者・音訳者、など)
   B 連絡先
   C 資料の希望種類(墨字または点字)
   D 加藤先生に聞いてみたい話の内容・質問など
   E メッセージ

 この機会に、加藤先生にお話ししていただきたいことがあれば、ぜひお寄せください。
 みなさまのご要望・ご質問をお待ちしております。



2.名古屋盲学校文化祭参加のご報告

  
 昨年11月2日(土)に名古屋市千種区の名古屋盲学校で文化祭が開かれました。
 私たちNBNも、ゲームコーナーのブースを作って参加しました。
 午前中に体育館で和太鼓の演奏や学年劇を鑑賞した後、午後からNBNのブースで、点字を使った迷路や数独、そして段ボールにブラインドテニスのボールを入れるボール投げのゲームコーナーを用意してお客様をお待ちしました。

 果たしてどのくらいの方が来てくださるか少し心配でしたが、小さなお子さんから盲学校の学生さんや先生、一般の方まで様々な年代の方がいらっしゃってゲームや会話を楽しんでいってくださいました。

 また、点字技能士の資格をお持ちの先生も来てくださったので、日頃疑問に思っている分かち書きの質問などをさせていただきました。

点字体験中  いろいろな方と交流できて、とても有意義な1日になりました。
 参加して下さったみなさま、ご協力ありがとうございました。



3.「ぼらチャリvol.2」に参加   石川 布巳代


 1月26日(日)に、ナディアパークにて開催された「ぼらチャリ vol.2」に参加しました。
 NBNは、デザインセンタービル6階で、「点字ボランティア体験」のブースを持ちました。
 私がNBNの一員としてこのイベントに参加させていただくのは今回が2回目です。今回は、来場者に点字板を使った手打ちと点字ディスプレイを体験していただきました。私は点字ディスプレイを実際に見るのが初めてだったので、体験参加者の方々と同じような気持ちで見せていただきました。
 他に点字絵本・メニューを展示して自由に手に取って見ていただきました。

カード  体験者数は、午前11時から午後5時までで68名でした。

 体験者のほとんどが違うボランティアのブースの方やスタッフの方でしたが、中には、たまたま他の用事でナディアパークにきて、ぼら チャリが行われている事を知り、お子さんと一緒にスタンプラリーをしているのだという若いお母さんもいらっしゃって、一度来てまた何時間か後に、今度はおばあさんも一緒に点字体験をしていかれたというケースもありました。

 手打ち用の点字用紙は色画用紙におしゃれな形の切り抜きがされていました。切り抜きが簡単にできる文具があるのだそうです。私が所属しているグループでは体験用に、点字用紙にかわいいイラストを印刷していますが、先日の例会でグループの人たちに写真を見せて紹介したら、
 「あらー、素敵ねえ。こういうのもいいねえ。」という感想でした。

 点字ディスプレイについても、実際に見たことがない人がほとんどで、どのように ディスプレイに点字が表示されるのか、どのように使うのかを質問されました。

 外で体験したことを、自分のグループに持ち帰ることができて、とても良かったです。


 ぼらチャリでは、他にたくさんのブースがありました。私たちも交代でスタンプラリーに参加し他のボランティアさんと話をしたり、色々な体験をさせてもらったりしました。私が参加したものをいくつかご紹介します。

点字ディスプレイ   1.「ぴよか着ぐるみ体験」

 ぜひ、かわいいゆるキャラの着ぐるみを体験したかったのですが、着ぐるみ姿で30分間もあちこち歩いてアピールする、と聞いて断念しました。



  2.「障害者スポーツ体験」

 目隠ししてボールをおもちゃのバットで打って、ペットボトルを倒すボーリングを体験。ペットボトルに鈴がついていて倒れたら音が鳴りました。コースの両脇に壁が作ってあるので、強く打ちさえ すればちゃんとピンを倒すことができるようになっていました。

ボーリング中
  3.「紙ずもうで遊ぼう!」

 折り紙でおすもうさんを作って、スタッフの人と対戦。
 私勝ちました!賞品のグラスいただきました!


  4.「聞こえの体験」

 耳の不自由な方と、筆記で会話をする体験。
 意思を疎通させるのに、こんなにももどかしい思いを聴覚障がいの方はしているのだなと実感しました。


  5.「折り紙でコマを作る」

 折り紙3枚を使ってよく回るコマがうまくできましたが、家で同じものを作れるかと言うと…?


 スタンプラリーは、全部まわって、賞品をゲットできました。
 2年目で、NBNのみなさんともだいぶ親しくなれた、ということもあって、とても楽しく参加できました。
 このような経験を多くの方にしていただきたいと思いました。



   

◆編集後記◆


 ようやく寒さも和らぎ、庭のこぶしのふくらみかけたつぼみに春の訪れが近いことが感じられます。早いもので、昨年加藤先生をお招きして、震災時の視覚障がい者への支援についての 講演を聞いてから1年が経とうとしています。今も地震の情報は日常的に発され、福島原発のニュース も絶えませんが、みなさまの障がい者支援の意識は変わったことと確信しています。

 さて、今年は点字・点訳に関する講演会を開きます。みなさまのご参加お待ちしております。




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