NBN通信 16

2007年9月発行

 

        名古屋点訳ネットワーク          

                http://www.n-braile.net/          

daihyou@nbn.dip.jp          

 

――― 目   次 ―――

 

代表挨拶「私と点訳ボランティア活動」         平瀬 徹


10回総会報告


鬼道ハイキングとかわら美術館&交流会 報告  


佐藤智紀子先生講演「点字で学ぶということ」感想   木全三保子


グループ紹介                 めだかのあつまり


編集後記 (映画の紹介)                  広報


 


 

 

代表挨拶 「私と点訳ボランティア活動」   


                                      代表 平瀬徹

 

 私は17才のときから点訳ボランティア活動に関わっています。

 点字毎日に「ポールモーリアのピアノ楽譜を名古屋の点訳サークル「六つ星会」が亜鉛板製版して頒布し始めた」という記事が掲載されたので、注文しました。すると、「手書きの楽譜を多くの人に届けられるように、転写して下さる視覚障害者を募集します」というお便りが同封されていました。

 これなら私にもできると思い、早速連絡したところ「名古屋市内に住んでいるのなら一緒に活動しませんか」と声をかけていただいたのです。

 当時六つ星会点字出版部では、楽譜点訳の他に、漢点字資料の作成、漢点字板の製作、将棋検定の問題点訳と段位取得のための解答の墨訳等、他の点訳サークルではあまり取り組んでいないことをしていました。それで私もどんどん引き込まれ、現在に至っています。

 当時は「点字表記辞典」はありませんでしたので、「なんとなくはなんとなく続けるよね。郡部では役所は一つかもしれないけど、都会だと区役所があるから『役所』の前では切りたくないよね」などと議論しながら点訳・校正をしていました。

 パソコンも、ボランティアの方々と一緒に勉強してきました。

 昨年7月にNBNの代表を受けさせていただいて、まず私が考えたことは、私個人のネットワークをフルに利用して、行事を企画したいということでした。

 11月の点字表記の勉強会には、日本漢点字協会の評議員会や記号検討委員会がきっかけで親しくお話させていただくようになった加藤俊和先生をお招きすることができました。

 今年5月の親睦行事には、点訳モビールさんにご無理をお願いしました。高浜にはガイドヘルパー講座の講師としてお伺いした折、神谷民子さんから「かわら美術館にぜひお越し下さい」と言われていて、個人的に行ってみたかったんです。皆さん、いかがでしたか。

 そして、今年7月の総会には、佐藤智紀子先生にもお話いただくことができました。

盲学校の国語の先生の中にも表記をあまり気になさらない方がいらっしゃいますが、佐藤先生はとても読みやすい点字を書いて下さっていました。今思えば、きちんとした点字を教えて下さる先生が担任だった年は、よく図書室に通っていたなあと思います。

 自動点訳ソフトが優秀になり、とくに漢点字訳には点字の知識は必要ないのでは?という声も聞こえてくるようになりました。しかし、私は点訳ボランティアが必要でなくなる世の中には決してならないと信じています。

 佐藤先生のお話の中で、国語の授業では、名詞や副詞と「する」が結びついて一つの動詞となったものを複合動詞と教えているので、「点字では切るんだよ」と説明するのが大変とおっしゃっていたことが印象に残っています。「する、して」を空けるようになったのは、自動点訳しやすいこと、独立した動詞、複合動詞、名詞、副詞の判断をしなくてもいいという便宜をはかるためでしょうか。しかし、これは文意を理解したりスラスラ触読できるかということに大きく影響します。試験問題を早く読んで理解し、解答できるかということにも関わってきます。

 「点字毎日」では、今も「する、して」は続けて書いています。それが触読する視覚障害者のニーズであり、ニーズに逆らえば購読者が減るからです。

 スキャナでは、「ヘとへ」、「一とーと−」、「外とタト」などを間違えます。 「,」や「.」を使って書かれた文章もそのまま変換しただけでは読みにくいですし、見出しの区別、図表の点訳など、文書や記号が多様化すればするほど、点訳ボランティアさんの配慮に期待する部分が多くなってきています。

 私も一サークルの読者や、点字図書館の利用者だけであったら、点訳していただけることに感謝しても、遠慮して文句を言ったりすることはないでしょう。

 しかし、私は学生のころから点訳ボランティアの方々とともに活動し、視覚障害者とボランティアの架け橋になりたいと思ってきました。

 手話にも、手話通訳用の手話と、聴覚障害者同士の手話があるそうです。

 点字の世界ではそんなことがないように、私が代表をさせていただいているうちに、少しでも触読しやすく理解しやすい点字についてお伝えできればと思っています。

 


 

  10回 名古屋点訳ネットワーク 総会報告  

 

   日時:平成19年7月1日(日)13時〜

   場所:名古屋市総合福祉会館6階 多目的活動室

 

 

  @事務局挨拶   市社協ボランティアセンター副所長 鈴木様

  A18年度活動報告、会計報告、監査報告

  B18年度活動及び決算についての質疑、承認

C19年度活動計画、その他審議

D日本点字委員会 委員 佐藤智紀子先生 講演「点字で学ぶということ」

 

市社協からお二人のご参加をいただいたほか、点訳関係24名の参加でした。

 

事務局 市社協から

点訳室の名古屋市の点字システムが新しくなりました。Windowsパソコン、点字プリンタはドッグベーシックです。

市内10区に在宅サービスセンターがあります。東区にもできて、今後、西区・中川区が準備中。

『第16回全国ボランティアフェスティバルあいち・なごや』が922日・23日に名古屋をはじめ県内6ブロックで開催されます。

http://www.vf-aichi-nagoya.jp/

 

18年度活動報告・会計報告、監査報告

8月      NBN通信第14号発行

11 3日   点字表記に関する勉強会開催 61名受講

1月     NBN通信第15号発行

520日  鬼道ハイキングとかわら美術館&交流会開催 45名参加

7 1日   第10回総会

 

会計報告 承認されました。

18年度行事の準備・広報誌の発行等でかかった交通費を実費で払うことにしました。19年度も同様で承認されました。

 

19年度活動計画、その他審議

 活動の中身を皆さんと考えていくことで具体的には決まりませんでした。

 18年度は高浜のグループのお誘いで楽しい企画ができました。各々の地域でこういうことがあるよという情報や希望等ありましたら教えいただけたらと思います。

 

 NBNの発起項目であった重複点訳を避けようという観点から、NBNのホームページで点訳の着手情報がわかるようにすることになりました。

 ナイーブネットで、重複しないかどうかを検索してから点訳するグループもありました。

 

点訳の会員を増やす方法に関して意見を出しあいました。

 地域の福祉課にチラシをおいてもらっているグループもありました。

 市社協からは、『各社協の情報紙やHPでのPRを依頼しては』と、アドバイスをいただきました。

 

読者を見つける方法に関して

 読者との交流会開催時に、読者でない人の参加もよいことにしたら何人かの読者以外の参加があり、そう言う人を読者さんにできるといいかもしれないという意見がありました。

 

 データに関して

一人の視覚の読者の方が視覚関係のメーリングリストで某点訳書籍の存在を書かれたことから全国から依頼がたくさんあった。情報網の力に驚かれたとか。

 


 

鬼道ハイキングとかわら美術館&交流会

 

お天気にも恵まれて12人の視覚の方の参加もいただき総勢45人で高浜を見学しました。

高浜の駅では点訳サークル「モビール」の皆さんと「鬼みち案内人」の皆さんが迎えてくださいました。また、視覚の皆さん、ガイドボランティアの皆さんもお揃いになっていました。

 

     駅の前の広場にある ビッグ鬼がわらに驚嘆です。
大きすぎて触ってもよく理解できないでしょうね
高さ3メートルでしょうか・・・ありえない

 

 

 

今度は道の壁沿いにある鬼がわらに触れているところ。
こんなのがいたるところにあります。
屋根の上だったら触れませんけれど ここなら。

 まずはかわら美術館へと足を運ばなくてはいけないところでしたが、そこまでの道中がすべて瓦を使ってのもうすでに瓦美術館の入口に入ったと思わせるようなところばかりで、美術館に着くのが遅くなって高浜の方(もちろん美術館の方もですね・・)をはらはらさせてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平瀬さんが三州瓦組合のかたに教えていただきながら型押し体験をしています。美術館では普段ケースに入れて展示している古い時代の瓦等を出してくださり、学芸員の方が解説をしてくださった上、触ったり持ち上げてみることもさせてくださいました。

美術館の解説ボランティアの方でさえ今回初めて触りましたとおっしゃっていました。

 

そののち、各自で近くの公園等の散策。そこから南部公民館で交流会と昼食をとりました。交流会ではそれぞれのグループの活動に関心を示された方が多かったようで質問も活発にかわされました。

 

次に三州瓦組合で小さな鬼面の型押し体験をしました。お土産までいただき、楽しい交流会・見学会を終了しました。現地解散としましたので、気に入った(なった)ところに戻ったりして見学をされたかたも         

みえたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

今回、高浜「点訳モビール」・「鬼みち案内人」の皆様だけではなく、高浜ガイドボランティア「シクラメンの会」の皆様にも大変お世話になりました。というよりも準備いっさいをしていただき、NBNの役員は楽をさせていただきました。また、美術館はじめ、公民館・三州瓦組合の皆様、ものづくり工房「あかおにどん」と大勢のかたがたにお声かけいただいたおかげでいろいろなことに挑戦でき、充実した1日を過ごさせていただきました。

 「点訳モビール」の皆様、企画からすべてお引受けいただき本当にありがとうございました。

 

 

皆さんからの感想文です。

 

●当日までの下準備大変だったと思います。

お陰様でとても楽しい1日となりました。

●また機会があったら参加したいです。

●今日のように他のグループとの交流というのもいいですね。

●県外の行楽も良いですが〜。

移動時間もかかるので県内の小さな街に出かけて、そこに伝わっている歴史を感じる行楽もよいのでは。

今回の高浜市などは個人ではなかなかでかけない小さな市なので今回のような会を企画してください。

●サークルごとの活動についてとても広い内容で感心しております。

●小さな街の高浜を知っていただく機会があり、ありがとうございました。

●高浜に住んでいても、初めて鬼みちを歩きました。

観音様にも行くことができて今日はありがとうございました。

●あらためて高浜のことがわかり、今日はありがとうございました。

●あらためて高浜のことがわかり、勉強になりました。

●楽しいひと時をありがとうございました。

鬼みちは街が芸術という感じでまるで美術館のようでした。

●情報交換よかったです。将棋点訳や譜面点訳のことなどきけてよかったです。

●初めて参加させていただきました。とても楽しかったです。

●高浜での1日は鬼みちの散策、お弁当、交流会、体験どれもとても良かったです。

高浜の皆さん大変お世話になりました。

●高浜のかたによくしていただいてよかった。

●みなさんによくしていただき、楽しませていただいて申し訳ないくらいです。

●高浜は5分で通り抜けられると聞いてびっくり。

普段屋根の上にあるものがいろいろな所でふれることができ、形もさまざまで町を演出してあってすごく良かったです。

●色々な物をさわれて良かった。

これからもいろいろなものをさわる機会を作っていただきたいと思います。

●点字利用者として参加して、今日はいろいろな点訳グループのかたの活動を聞くことができてよかった。

●当日の参加、させていただきありがとうございました。

楽しく過ごさせて頂き、また瓦にたくさんふれることができて本当に良かったと思いました。

●視覚の皆さんと一緒にいさせてもらって、学芸員さんのご好意で普段触れないようなものに触れさせてもらったし、説明も案内さんのおかげでたくさん聞くことができてよかったです。

 

全員での集合写真撮影

 

 


 

佐藤智紀子先生 「点字で学ぶということ」

 

「先生が盲学校着任時の生徒でした」と平瀬さん。

お互いに当時を思い出したりしながらの楽しいお話会でした。

 なお、2009年はルイ・ブライユの生誕200年だそうです。

 

 

                  感想文  「点字で学ぶということ」を聴いて

                                         木全三保子

 

 2007年7月1日(日)、NBN総会を機に愛知県立名古屋盲学校の佐藤智紀子先生から「点字で学ぶということ」と題されてお話をしていただきました。そのお話で新鮮な息吹をもらえたと快い感動を覚えました。

 

 

佐藤先生がお話をされているところです。
笑顔が素敵です

 

 

 いままでもいろんな学びの場に出てその都度、新たなことを知り、新たな感動を与えてもらってきましたが、まだこんなに新鮮な驚きを感じることができるなんて、何と嬉しいことだろう、と感謝いっぱいでした。

 

 

 

 それにしても自己紹介で、先生自身も言われましたが、お名前がなかなか一度で読めないというのは皮肉ですね。「さとー ときこ」先生だそうです。印象は元気溌剌!先生という感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 盲学校での点字の状況なども含め、運動会などの場面も交え、現実をそっくりそのままといった感じにユーモアも入れて話してくださり、生徒や、先生方の学習場面や表情なども思い浮かべられるような気がしました。それにしても噂で、予想はしていましたが、盲学校は点字がほんとうに苦手のようですね。ちょっと嬉しかったですよ。点訳ボランティアを始めたとき、正確に伝えるためとはいえ表記で国語学者でもないのに文法なども引っ張り出して、一語だ、切れ続きだ、複合語だ、侃々諤々。言葉ってそんな風にがんじがらめに固まっているものではないはずなのにと思ったものですが、そういうことを意に介さないのが、盲学校の中にあったなんて私には痛快ですね。これはあくまでも私の感想です。

 

 盲学校の国語の教員として資料を作ることから、点字資料作成と墨字資料作成は内容は同じだが、それぞれ最初から墨字用、点字用を別々に考えるとか。点訳との違いをとりあげながら、日本語と点字のことを説明してくださいました。

 

佐藤先生と平瀬さんが同じ机に座って、楽しそうに・・・生徒と先生・・・話をしています

 

 点字を読むということを理解するために辞書の文例をローマ字で書いてくださったのはさすが、国語の先生、読み上げてくださっても、少しくたびれかけた私の頭では意味を理解するのに時間がかかりすぎました。漢字なら見て読めなくても意味が理解できたりする。そこで一応漢字を知っている者として、どれがどの漢字かということを考えて…なんていっている内にこんがらかって結局分からないままでした。

 点字はこういう文章を読むようなもの、「分かりません」という子供によく読んで考えてというとき、酷なことをいっていると自分でも思うと言われました。

 点訳を志す者として、この現実は忘れてはならないなと思いました。

 そして日本語の持つ難しさ。同音異義語を「かな」と「音」だけの世界で理解するということの難しさも教えてくださいました。例として「てんごく」と「じごく」。晴眼者の多くはすぐ漢字を思い浮かべます。しかし「音」の世界、「かな」の世界では「てんごく」も「じごく」も同じ「ごく」なんですよね。

 そうなんだ…こういうことは初めて聴いたわけではないが、やっぱり漢字を知っている者には感じられないことです。日本語を使いこなす、「音」と「かな」だけでは難しい、と力を込めていわれました。

 盲学校でも漢字の知識を学んではいます。文字の意味を学び、その文字の熟語を並べさせたり…。漢字なしで国語を教えることは想像を超える難しさなのですね。

 私は点字の校正をするとき、原稿を見ながらするから意味が伝わりますが、あの「かな」ばかりの文章だけを読むとまったく文章になっていると思えないですね。もっとも漢点字で鍼灸や、東洋医学の本を入力校正するときはやっぱりもう、文章とは思いませんね。ただ文字をなぞるだけです。余談でした。

 

 点字を学ぶ前に子どもたちに上、下、右、左の観念などから教える話とか、言われてみればそう、でも気がつかなかったなあと思いました。以前、パソコンの指導のことで画面の文章、何行目とか、上からとか言っても理解できない人もいる、といわれたことを思い出しました。見えていることで簡単に理解できることが、見えない人にとって上と下という概念だけでも、どういうことを意味するのかを理解するということは、そんなにも難しいんだと感じました。

 

 盲学校の教材もいくつか実際に見せてもらいました。平瀬さんが昔学んだ頃より、親切になったとか。点字のロゴブロックがどうやらアルファベットらしいので日本製じゃないんだ、と変なところに気がついちゃいました。文字は点字だけという人びとがこうして苦労しながらも学ばれるんだなと知ることができてよかった。

 

点字がついているブロックです。ブロックの上に大きな点字がついています。
そのブロックを組み合わせれば文字になります

 

 日本点字委員会の委員として、「点字表記法」「点訳のてびき」「点字表記辞典」についての話もありました。表記を決める過程、反省と新しい表記へと変遷することについても分かりやすくお話下さったのでとっても納得いく話でした。

 えてしてこういう話の時は表記そのものの細かい部分を取り出して突っつくようなことが多いですが、佐藤先生は、「点字表記法」が基本でそれをしっかりふまえた中で言葉を考えることを教えてくださったように思いました。

 

 点字を読む人も多様であり、古くから読んでいた人には古い表記からどんどん変わっていくことで戸惑う。言葉、文章というものはいつでも変わっていくもの。公文書の書式を例に変わっていくものに対しては、基本をしっかりふまえて頭を切り換えていかねばならない、とも言われ‘なるほど’と肯いたものです。

 点字を読む人たちは触らなければ分からないという生活を理解し、ボランティアも打ち出した点字を読んで欲しいとも言われました。

 「日本点字表記法」、「点訳のてびき」を読み返して欲しいとくり返されました。特に1980年の「改訂の主旨」、1991年の「点訳のてびき 第2判」まえがきを抜き書きまでしてくださり是非熟読して欲しいと言われました。

 

 質疑応答では、やはり分かち書きの質問が出ましたが、終始断定されることなく、「点字表記法」の趣旨に添って、考えて…と言うようなお話でしたね。

 ベテランの点字読者はどんな表記でも読みこなせるが、中途の読者は一字一字読むだけでも大変で長い言葉は読みづらい。文章が切れ切れでも短いのを繋いで意味を考える方が早く分かるという細川氏のお話は説得力がありました。そういう話は聞いてはいましたが、実際の使用者の話はとても心に残りました。

 

 感想文は簡単にと思っていましたのに思いだしている内にあれもこれも心に残ったと言うことで、いかに充実したお話だったかを物語っているように思います。参加された方それぞれの感じ方があるとは思いますが、墨字を読むことのできない方々にとって役立つように、楽しめるように心がけたい、という気持ちにさせてもらいました。

 こうした意義深い講習に参加でき、有意義な時間を持てましたことに感謝いっぱいです。

またすばらしいお話をしてくださいました佐藤先生、ありがとうございました。

 


 

グ ル ー プ 紹 介

 

『めだかのあつまり』

 

   発足   19794

   活動拠点 守山社会福祉協議会

   活動日  第1月曜 午後 130より330

   活動内容 主に愛知県立盲学校の図書を点訳 地元の学校への点字指導

        守山社会福祉協議会のお手伝い ほか

   連絡先  463-0011 名古屋市守山区小幡3-9-5

        平 玲子  052-795-0631

        


 

映 画 紹 介

 

『ブラインドサイト 〜小さな登山者たち〜』

可能性は無限大。目の見えない子供たちがエベレストを目指す

http://blindsight-movie.com/main2/intro1.html

 

2006年春にNBNから福祉バスに乗って行った大阪民族博物館にお勤めの広瀬浩二郎さんより映画のご紹介をいただきました。

広瀬さんはラジオで、盲学校を設立した盲目のドイツ人教育者サブリエ・テンバーケンさんのインタビューをされました。

「この映画のキャンペーンのため来日した彼女に僕があれこれインタビューしました。サブリエさんのパワフルな生き方には、みなさんも大いに刺激されると思います。」とのことです。

名古屋では8月にありました、豊橋では9月22日上映です。

機会がありましたらいかがでしょうか?


編 集 後 記

この一年でいくつかのイベントに参加できました。

「京都ライトハウス情報ステーション所長 加藤俊和先生の勉強会」

質問の場では私には高度すぎる内容もありましたが、質問者の皆さんからは「先生を独り占めにしたい」という思いがひしひしと伝わってきました。 優しい先生のお人柄にも触れることができてうれしかったし、もちろん点字を書く上で注意していきたいことを知ることができ、迷いが少なくなりました。

「鬼道ハイキングとかわら美術館&交流会」

高浜の町・施設を見学できたこともうれしかったですが、点訳等のお仲間・視覚の皆さんとの交流はとても楽しかったです。

「佐藤智紀子先生の講演」

先生を知って、点字指導も含めて盲学校で子供たちを相手に真剣に向き合っている先生の存在がうれしかったです。

広瀬さん紹介の映画も楽しみです。

また、有意義な・楽しい企画で皆さんとの交流ができたらと思います、皆様のご意見・お知恵・情報をお願いいたします。            (広報)

 

 

名古屋点訳ネットワーク事務局

名古屋市社会福祉協議会 ボランティアセンター内

462-0844 名古屋市北区清水4−17−1

Tel 052−911−3191   Fax 052−913−8553

 

連絡先 NBNアドレスdaihyou@nbn.dip.jp



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